How The Apollp Spacecraft works Part1
第1回目は、私が大好きなアポロ計画関係の動画で英語を学んでいきます。
この動画は、アポロ宇宙船とその打ち上げに用いるサターンV(5型)ロケットについて解説されています。使われている英語も簡単な単語や表現が多いです。宇宙船やロケットに関係する英語をみていきましょう。
まずはアポロ宇宙船の構成からです。アポロ宇宙船は3つの以下の船から構成されます。
Command Module
司令船
宇宙飛行士がいる宇宙船です。発射時にはこの中に入っていて、帰還時はこの船が帰ってくるだけです。
Service Module
機械船
司令船に必要な電力や酸素などを格納している宇宙船です。
Lunar Module
月着陸船
実際に月面に降りるための宇宙船です。
launch
発射する、打ち上げる
打ち上げを差す際に用いる動詞です。組み合わせてlaunch pad(発射台)などと言ったりもします。実際に発射する際にはlift offと言うことが多いです。日本のロケット打ち上げでも「リフトオフ」と言います。
be powered by
で動く
各段の動力源となるエンジンを紹介する際に用いられていた表現です。S-1C was powered by five F1 rocket engines でS-1C(1段目)は5つのF1ロケットエンジンで動くという意味になります。
be stored up
格納される
アポロ宇宙船がサターンVロケットのてっぺんに格納されていることを示すさいに用いられていた表現です。
Fuel cell
宇宙船の動力源としてメジャーな燃料電池はfuel cellと言います。fuelが燃料、cellが電池の意味があるのでそのままですね。
rotate
回転する
サターンVロケットが発射直後に回転することを説明した際に使った動詞です。この動作はrollとも言います。
clear the tower
タワー(発射台)を離れる
ロケットが完全に足元まで発射台の高さを超えることを表します。実際のロケット打ち上げでも飛行士や管制官がこの表現を用いて交信します。
shut off
停止する
各段のエンジンが停止することを説明したときに使った表現です。cut offとも言います。
explosive bolt
分離ボルト
1段目と2段目が分離する際の流れを説明した際に出てきた単語です。多段式ロケットや、補助ブースターはこの分離ボルトで固定されています。「爆発ボルト」とも呼ばれます。
detonate
爆発させる
分離ボルトのことを説明した際に用いた単語です。爆発ボルトと呼ばれるだけあって、この表現を使ったのでしょう。
fire up
点火する
1段目切り離し後に2段目が点火する際に使った言葉です。igniteと同じ意味合いです。
これらの表現を押さえて、サターンV打ち上げの様子を理解できるようにしましょう。
それでは次回はこの動画のpart2をやっていきます。